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    チーム・バチスタの栄光

    • 2007.02.22 Thursday
    • 15:34
    < 第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 >

    東城大学医学部付属病院は、
    米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を
    臓器制御外科助教授として招聘した。
    彼が構築した外科チームは、
    心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、
    通称"チーム・バチスタ"として、成功率100%を誇り、
    その勇名を轟かせている。
    ところが、3例立て続けに術中死が発生。
    原因不明の術中死と、
    メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、
    神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に
    内部調査を依頼しようと動いていた。
    壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。
    そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。
    医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。
    栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。


    今、学校はてんやわんやの忙しさ。
    学年末テスト、高校一般入試、大学入試、卒業式を控え、
    やること山積み。
    でも、読み始めてしまった。借り物だったから。
    読み終えた。山積みの仕事は残ったまま。
    でも、即座に図書館に電話。
    この本の続巻と言われる「ナイチンゲールの沈黙」をまた借りてしまった。
    早く読みたい。

    おもしろかった。
    一番は桐生の凜とした姿。
    チーム・バチスタを率いる長として、技量はもちろんのこと人間としてもすばらしい彼。
    そういう絶対的な存在に、私はなぜか安心感を覚え、
    実在の人物ではないのに、憧れを抱く。
    その桐生が最後まですばらしいままだったことが、
    この本の評価(あくまで私の個人的なものだが)を上げた。

    また、田口講師の姿勢。
    愚痴外来を一手に引き受け、ひたすら患者の話を聞く。
    大学病院で、唯一弱者に目を向ける彼。
    自分のスタイルに酔いしれるわけでなく、
    心からその仕事に満足する。
    私も仕事柄、生徒の愚痴(悩みともいう)を聞くことが多いが、
    どうしても「私は…」というアドバイス的なものを最後に出してしまう。
    それをしないというのは、案外むずかしい。

    帯には「田口&白鳥コンビが…」と大々的に書いてあるが、
    4分の3ぐらいまで白鳥なぞという人物は登場せず。
    しかし最後に見事解決し去っていく。
    ちょっとかっこよすぎる感じ。でもそれもまたよし。

    最後まで犯人は分からないというか、
    いないもんだと(そういう類の話ではないと)決めてかかっていた自分が不思議。
    医者の生き様を描くもんかと。
    でも、立派なミステリーでした。

    次の「ナイチンゲール…」にも大いに期待!

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