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評価:
東野 圭吾
新潮社
¥ 1,680
(2006-12-06)
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心臓外科医を目指す夕紀は、
誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。
その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。
心の限界に挑む医学サスペンス。
「使命と魂のリミット」という書名には
イマイチぴんと来ず。
なんのこっちゃ。
しかし、東野圭吾の最新作ということで手に。
やっぱり彼は裏切らない。
医者モノはもともと好きな私。
大学病院と聞けば「白い巨塔」を思い出す。
教授だの助手だの、上下関係のわだかまりが、
命を救うという崇高な場面に影を落とすおきまりのパターンかな…
なんて思っていた。
が、もっと純粋、高尚なテーマだった。
読後感、さわやか。
しかし、読了から二日経った今、内容をほとんど思い出せないのはなぜだろう。
おもしろかったなってぐらいしか…。